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近代北海道講座が行われます。

札幌で北海道の近代講座が開催されます。2014年2月18日(火)・19日(水)・20日(木)・21日(金)・24日(月)・25日(火)毎回19:00~21:00

真ん中の21日金曜日、HOQSEI CANDLEの村田もお話します。

この近代講座は、7月ー9月に行われる札幌国際芸術祭(ゲストディレクター:坂本龍一)との連動も視野。

北海道の近代史(過去)から、現在、未来をデザインする、とてもいい機会だと思います。

札幌にいらっしゃる方は是非いらしてください!^ ^

■タイトル
連続フォーラム
札幌を創った「近代」の底力を学ぶ
-空知産炭地域から札幌への問いかけ-

■開催の趣旨
わずか100年余の短期間で、人口190万人を擁する都市に成長した札幌。道都として北海道のヒト・モノ・カネを一身に集め、「北海道は滅んでも、札幌は生き残こる」といった声さえ聞こえる。しかし、そもそも札幌の成長の基は、どこにあったのか?

札幌をはじめ北海道の開拓や発展にあたって、空知の石炭は大きな役割を果たした。その空知の石炭は、小樽の港、室蘭の鉄、そしてこれらを結ぶ鉄道、これらのネットワークによって機能していた。
また、今後の知識社会の進展によって、いつまでも札幌の優位は続くのか?

知識・経験・思い・技など見えざる資源が重要となってくる中で、もう一度、近代化の歴史の中に内蔵されたネットワークを活用する余地がある。

今年夏には札幌で国際芸術祭の開催が予定されており、これを契機に札幌と空知とが相互補完的に連携を図る好機が到来している。

そこで、改めて空知産炭地域(と関連する小樽・室蘭)が札幌の発展に果たしてきた役割を学び、相互の連携についての展開の可能性とポイントについて考える。

という、全道の近代を振り返り、現在、未来へとつなげる内容です。

■日程
2014年2月18日(火)・19日(水)・20日(木)・21日(金)・24日(月)・25日(火)
毎回19:00~21:00

■会場
アートギャラリー「CAI 02」
札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階
地下鉄東西線1番出口直結、昭和ビル内では南側階段から地下2階へ至る

■参加費
無料
※会場にはカフェが併設されています。ドリンクを各自でご注文いただくことが可能です。

■講師・内容
今日の札幌を築く基となった「近代」の歴史について、北海道の近代化に最も関係する4つの地域(空知、小樽、室蘭、薩摩)の方々の話しから学ぶ。

[レクチャー形式]
①2月18日(火) 今日の札幌を創った「炭鉄港」の源流-空知編
吉岡宏高氏(札幌国際大学観光学部教授、NPO炭鉱の記憶推進事業団理事長)
②2月19日(水) 今日の札幌を創った「炭鉄港」の源流-小樽編
小川原格氏(一般社団法人小樽観光協会副会長、㈱藪半代表取締役)
③2月20日(木) 今日の札幌を創った「炭鉄港」の源流-薩摩編
島津忠裕氏(㈱島津興業代表取締役副社長)
④2月21日(金) 今日の札幌を創った「炭鉄港」の源流-室蘭編
村田正望氏(北星㈱代表取締役社長)

現在では埋没してしまった「近代」の関係性を、その痕跡を頼りにアートの光によって、どのように生かしてゆくのか考える。

[対談形式]
⑤2月24日(月) アートの光で近代を再び照射する-札幌から見て
話し手=端聡氏(美術家/アートディレクター、CAI現代芸術研究所代表)聞き手=吉岡宏高氏
⑥2月25日(火)アートの光で近代を再び照射する-空知から見て
話し手=上遠野敏氏(美術家/アートディレクター、札幌市立大学デザイン学部教授) 聞き手=吉岡宏高氏

■主催
北海道空知総合振興局
特定非営利活動法人炭鉱の記憶推進事業団

申込みはこちらから。